今回は初代プレイステーション作品で、ゆったりじっくりできるゲームを3つ紹介します。
出てくる作品は、ほんわかな気持ちでプレイできるものや、気持ちに余裕を持ってプレイできるものばかりです。
この紹介を見ることで、
初代プレイステーション作品を怖がらず、ハラハラせずにプレイできる作品を知ることができるので、
ゲームをリラックス素材として活用いただけると思います。
※ゆったりじっくりしすぎて時間を消費しすぎないようにしましょう。
プレイステーションって緊張感ありませんか?
今回紹介するのは、初代プレイステーションの作品ですが、ゲームでゆったりじっくりしたい私みたいな場合は、起動時に流れる効果音に少しビビってしまい、緊張してしまいます。
共感できる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の作品ももちろん起動時には同じ音が出ます。
ですので、聞きたくない方は、電源ボタンを押してから数十秒時間を空けて、モニターの入力を切り替えましょう。
これもゆったりじっくりプレイを楽しむための戦略です。
初代プレイステーションをプレイするには、初代プレイステーションのハード機もしくはプレイステーション2のハード機が必要です。
初代も2も近年のプレステと比べて作品数が非常に多いため、ハード機を持っていても飽きが来にくいです。今から懐かしゲームのプレイを考えられている方は是非下記からお買い求めください。
目次
「トロンにコブン」
「ボンバーマンランド」
「クラッシュバンディクーカーニバル」
トロンにコブン
「トロンにコブン」は、1999年カプコンから発売されたコメディ系アクションゲームです。
カプコンといえばホラー系やアドベンチャー系の作品が有名なので、緊張感のあるゲームを想像してしまうかもしれませんが、大丈夫です。
実はこの作品は、カプコンの昔から有名なシリーズの一つでもあります。
ちなみにカプコンにもアイルー(MONSTERHUNTER)のようにカワイイキャラはいっぱいいます。
それは、
「ロックマン」
です。
「トロンにコブン」は、1997年に発売した「ロックマンDASH」というシリーズに登場する、敵役「ボーン家」が主人公の作品なんです。
ロックマンシリーズを知っている方は、ロックマンってストーリーによってかなりシリアスな場面も多いことを知っていらっしゃるかもしれません。
しかし、ロックマンDASHは、本家のロックマンシリーズとは趣が異なり、
コメディやRPG要素が多い作品でした。
トロンにコブンもそのテイストは変わらず、さらにキュートさやコメディ要素を高めた作品になっていて、とても取っ付きやすいと思います。
ゲーム概要
基本操作としては、ボーン家の基地で過ごすフェーズと、ミッションのためにトロンが乗る「グスタフ」という機体を駆使して、フィールドで強盗や探索をするフェーズを行って進行していきます。
このミッションに行く前に行う準備では、アイテム取得や機体の開発強化、コブンの能力アップなどがあり、トロン達の基地でやり込む要素が非常に多く、ゆったり要素が詰まっています。
ゆったりじっくり要素
トロンにコブンのゆったりじっくり要素は大きく2つです。
1つ目は、市街地ミッションがコミカルな点
トロンにコブンのミッションには、時折、市街地を強襲(強盗)する場面があります。
この時には、逃げ惑う人々がいる中で、銀行や設備を破壊して現金やアイテムを強奪するのですが、作画タッチがコミック的なので、非常に和やかに爽快なアクションを楽しめます。
さらにやって来る敵は警察官が中心で、暴力的な描写が少なく、にこやかな戦いみたいにプレイできるので、余裕があれば、いつまでもプレイし続けたいと思ってしまいます。(確か、実際にプレイし続けることもできたと思います。)
2つ目は、主人公のトロンとコブンたちとの準備中のやり取りが、ゆったりできる点
トロンが従えるコブン(ミニオンみたいな黄色いロボット)は何十人といるのですが、みんな性格や特技が違ってて、コミュニケーションを取ることができるのです。
次のミッションに備えて、必要なコブンと好みのコブンを育てるために、時にはバイトさせて能力を向上させ、時にはトレーニングによる育成(シゴキ?)で能力を向上・覚醒させるなどをしていきます。
ミッションで力を発揮するコブンを揃えることが、目標になりますが、その過程でのコブンたちの健気な表情や、喜びの表情が、母性本能をくすぐるような気持ちになれます。
そんな可愛いコブンたちとの生活から、ゆったりじっくりしたプレイを是非体感してみてください。
ボンバーマンランド
次に紹介するのは、2000年にハドソンから発売された「ボンバーマンランド」です。
残念ながら、ハドソン社は既にコナミに吸収合併されており、ハドソン社のマスコットとなる蜂のマークと、当時のお馴染みのセリフ「by ハドソン!」はもう見ることができませんが、この作品では、当時の元気なオープニングを聴くことができます。
そのように、近年のボンバーマンはブランドの変化に伴い、コンセプトが変化してしまっているため、
これは、ハドソン社の特徴的な独自路線がまだ息づいている終盤の作品といえます。
ゲーム概要
このボンバーマンランドは、通常のボンバーマンシリーズよりもゆったりじっくり要素がぎっしり詰まっています。
ボンバーマンでよく見る、ブロックを壊してステージごとに先に進むようなゲームはサブ的要素になっており、
本筋は遊園地を舞台にランド内にあるピースを集めるために探索し、謎を解いていくRPG要素と各エリアに設置されたアトラクションをクリアしていくミニゲーム要素が合わさった作品です。
ボンバーマンランドのエントランスから始まり、
その中での行動やアトラクションの達成によって、活動エリアが広がっていき、それに応じて新たな行動もできるようになります。
そうやって各エリアをクリアしていき、ランド内で起きている様々な出来事を解決していくゲームになっています。
ゆったりじっくり要素に関係なく、ゲーム全体が気軽にできて、非常に楽しく面白い作品ですよ。
ゆったりじっくり要素
ボンバーマンランドのゆったりじっくり要素は2つです。
1つ目は、何と言っても、時間に縛られず「ゆったり」としたテーマパーク内を自由に行動して、いろんな人と会話したり、アトラクションに挑戦できるという点です。
解放したエリアは好きなところに移動でき、都度やりたいことに挑戦できます。
疲れたら、ランドの空いてるところで、エリアを見渡しながら、一息休憩して、次はどこに行こうかというように、テーマパークに遊びに来た感覚になれます。
ディズニーでも同じようなゲームがいくつか出ていますが、感覚的にはそれに近い遊びが、ボンバーマンという特殊な世界で体験できると思います。
2つ目は、アトラクション(ミニゲーム)が面白いという点です。
各エリアにあるアトラクションを合わせると本当にたくさんの種類が存在します。
だるま落としや巨大風船を壊していくキャノンボール、カジノ系ゲームや絵合わせゲーム、方向キーで上手く操作して止まらないボンバーマンをゴールに導く「てくてく」など様々です。
さらにアトラクションによっては、同じでも難易度やテイストを変えて登場するものもあり、苦手でやっとクリアしたと思ったら、別のエリアで難易度を上げて再登場ということもあります。
それでも、このランド内では、気持ちにゆとりが持てるので、あまりプレッシャーを感じずにゆったりと挑戦ができると思います。
ちなみに私が好きなアトラクションは、イエローゾーンというところにある「サブマリン」です。
これは、船に乗ったボンバーマンを操作し、水中にいる潜水艦に爆弾を投下して当てていくもので、操作が単純ながら、動く潜水艦の攻撃を避けながら、爆弾という代名詞を使用して、当てていくというところが、新しいボンバーマンをやっているようで、何度も楽しめます。
アトラクションを全部合わせると50以上あったのではないでしょうか。
機会があれば、各アトラクションを紹介できたらと思います。
クラッシュバンディクーカーニバル
次に紹介するのは、2000年にソニーコンピュータエンタテインメントから発売された「クラッシュバンディクーカーニバル」です。
クラッシュバンディクーシリーズは、ソニーコンピュータエンタテインメントの代表と言える作品で、初代プレイステーションのブランドとしても代表といえる作品と言えます。
クラッシュバンディクーカーニバルは、そのソニーコンピュータエンタテインメントが発表した作品としては最後となるものです。
クラッシュバンディクーと言えば開発にユニバーサルインタラクティブスタジオやノーティードックが携わっていましたが、今作では、ノーティードックからユーロコムエンタテインメントへ変わっています。
オープニングで登場キャラが交互に言うセリフ、「ソニーコンピュータエンタテインメント」、「ユニバーサルインタラクティブスタジオ」、「ユーロコムエンタテインメント」が特徴的過ぎて、発売当時から未だに忘れられない名前になっています。(それまでのシリーズでは「ノーティードック」も)
これもボンバーマンランドのようにミニゲームを集めたようなゲームシステムになっているので、純粋にゆったり楽しくプレイすることができます。
ゲーム概要
クラッシュバンディクーシリーズでお馴染みの神様、アクアクとウカウカ。
彼らが、結局善と悪どっちが強いの?という言い争いに決着をつけるため、それぞれから戦士を呼び出して戦わせるというストーリーです。
この世界では、神同士の戦いは禁じられているようで、そのためにお馴染みのクラッシュたち味方(善)グループとコルテックスたち敵(悪)グループのキャラクターが登場します。さらに公平性を保つために、敵グループの一部を味方グループに移すなど、オープニングからフェアな体制が作られます。
実はこのゲームは、ストーリー的には善悪の戦いですが、実際はマリオパーティーのようなパーティーゲームになっています。
一つ一つのコースがミニゲームになっており、好きなキャラクターでプレイを始めて、遊ぶことができます。
さらにストーリーモードでも2人プレイができて、みんなで遊べる作品です。
それでは、ゆったりじっくり要素を見ていきましょう。
ゆったりじっくり要素
クラッシュバンディクーカーニバルのゆったりじっくり要素は2つです。
一つ目は、オープニングムービーが気持ち良い点です。
これは、クラッシュバンディクーシリーズ全てに言えることですが、タイトルコールまでのオープニングムービーがBGMやセリフ、テンポ、どれを取っても爽快で気分が晴れやかになれます。
特に敵味方関係なく、流れるセリフは、この作品の一体感を演出し、プレイヤーも一緒になって世界に入っていったような感覚にしてくれます。
リセットを押すとプレステのオープニングになってしまうので、ヘビロテはしにくいですが、何度もプレイするうちにすぐに記憶に残るゆったりムービーになると思います。
二つ目は、ミニゲームが面白いという点です。
ボンバーマンランドでも紹介しましたが、ミニゲームが面白い作品は、ゆったりじっくり要素として強いです。
この作品でも、豊富なミニゲームが用意されており、例えば、四角いフィールドの4辺がそれぞれのプレイヤーのゴールとなったピンボールホッケーのようなゲームや、マス目のついたフィールドをホッピングで飛びまわり、自分の色に多くした方が勝つゲーム、グラグラの氷塊の上でぶつかり合いをして相手を落とすゲームなど、やりだしたら止まらなくなります。
もちろん何回も挑戦できるので、ゆったりじっくりとミニゲームに浸ることができます。
こちらも機会があれば、ミニゲームをそれぞれ紹介できればと思いますし、
他のシリーズ作品(クラッシュバンディクーレーシングやクラッシュバンディクー3など)も紹介できればと思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初代プレイステーションは、ゆったり派の方には取っ付きにくく、当時でもNINTENDO64やゲームボーイに流れてしまっていたのではないでしょうか。
私も何も無ければ、任天堂作品に流れていたかもしれませんが、幸いにも初めから初代プレイステーションが家にあったため、ソフトを見る機会が多かったのかもしれません。
プレステは既に5が登場し、初代をするきっかけはあまり無いかもしれません。
しかし、初代プレイステーション作品は、現在の次世代機とは比べ物にならない物量が登場しています。きっと、古くてもハマってしまう作品に出合えるはずです。
この記事をご覧いただいた方が、私と同じゆったりじっくり派でありましたら、この先も初代プレイステーション作品のゆったりじっくり要素を紹介しますので、何度でも足を運んで参考にしていただければと思います。
話は変わりますが、ボンバーマンシリーズを生み出した「ハドソン」やクラッシュバンディクーを生み出したソニーコンピュータエンタテインメントなどは、この20年以上の間に色々な激動の中、作品を生み続け、そして、退いて行ったんですね。
どちらも私にとっては、かけがえのない会社だと思っています。
だからこそ、当時の思いが詰まった作品をいつまでも人々に残し続けるためにブログで紹介したいと思うのかもしれないですね。
ゲームの紹介、奥が深いです。
他にも、ハード機の作品を紹介している記事がありますので、時間があれば読んでみてください。
じゃあね。
初代プレイステーションをプレイするには、初代プレイステーションのハード機もしくはプレイステーション2のハード機が必要です。
初代も2も近年のプレステと比べて作品数が非常に多いため、ハード機を持っていても飽きが来にくいです。今から懐かしゲームのプレイを考えられている方は是非下記からお買い求めください。
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