ゆったりじっくりゲーム紹介(Nintendo Direct2023.2.9)

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この記事の紹介

2月9日に任天堂は、新作ゲームの紹介をNintendo Directにて配信しました。

Nintendo switchのハードでの作品を様々なジャンルで紹介されていました。

今回は、その中から「ゆったりじっくり要素」がありそうな作品を紹介します。

紹介されているのは発売前の2023年新作ゲームですので、あくまでも主観的な予測での厳選ですので、ご了承ください。

目次

  • ロックマンエグゼアドバンスドコレクション
  • ファッションドリーマー
  • 桃太郎電鉄ワールド地球は希望でまわってる!
  • ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム
  • まとめ

ロックマンエグゼアドバンスドコレクション

まず初めに紹介するのは、2023年4月にカプコンより発売が予定されている「ロックマンエグゼアドバンスドコレクション」です。

ロックマンエグゼアドバンスドコレクションは、かつて発売されていたロックマンエグゼシリーズをリメイクし、全シリーズを詰め込んだセットゲームです。

ロックマンエグゼとは、2001年に登場したロックマンシリーズの一つで、それまでのロックマンとは異なり、デジタル社会の近未来を舞台にして、日常生活とロックマンが融合したようなストーリーになっています。

当時は、デジタルモンスター(デジモン)が登場した時期とも近く、家庭向けPCの普及が進み、デジタル社会への兆しが見え始めた時代でした。

そのため、デジタル社会をモチーフとした作品が、現実味のある近未来として捉えることができる時代となり、注目が多く集まったと考えられます。

このロックマンエグゼも、携帯ゲームの代名詞であったゲームボーイが進化し、ゲームボーイアドバンスが登場して生まれた作品でした。

そのため、デジタル社会をより高いグラフィックを用いて表現され、内臓ライトやゲームシステムの広がりにより、進化したゲームを体験することができていました。

本作は、その当時の感動をデジタル社会が確立してきた現代に合わせてリメイクされた作品であり、当時を知るプレイヤーも、新たに体験するプレイヤーも、引き込まれることが期待されます。

ストーリー(ロックマンエグゼ1)

200X年、インターネットの急速な発達によるネットワークの時代。
人々は「PET(ペット)」と呼ばれる携帯端末と、人格を持ったプログラム「ネットナビ」により数々のネットワーク技術の恩恵を受けられるようになっていた。
しかし、生活が便利になっていくその一方で数々のネット犯罪もまた、引き起こされていた。
主人公の“光熱斗”とそのネットナビ“ロックマン”は力を合わせて数々の事件に立ち向かっていく。

従来のロックマンシリーズから派生した独自の世界観とバトルシステムを持つ、新世代のロックマンが誕生!
現実世界では熱斗、電脳世界ではロックマンとなり、
身の回りで起きる事件を解決していく。
ネット社会の壊滅を目論む秘密結社WWW(ワールドスリー)の企みとは?

(カプコン ロックマンエグゼアドバンスドコレクション公式ホームページより)

主人公の光熱斗がロックマンと出会い、WWW(ワールドスリー)が引き起こすネットワークテロといえる事件に対して、仲間たちと共に解決に乗り出します。

ロックマンで有名な横スクロールアクションとは異なり、RPGをベースにアクションとカードゲームを組み合わせたような戦闘システムを取り入れた特徴的な作品です。

ゆったりじっくり要素

ロックマンエグゼアドバンスドコレクションのゆったりじっくり要素は、当時のゲームボーイアドバンス時代を参考に特徴的な1点に絞りました。

ロックマンをゆったり味わえる

ロックマンと言えば、横スクロールアクションのように、そのゲームプレイそのものを楽しむことをメインとイメージされている方がいらっしゃるかと思います。

本来のロックマンはストーリー性も非常に作り込まれたシリーズでありますが、このロックマンエグゼは本格RPGという設定から、その世界自体をゆったりじっくり感じることができます。

具体的には、デジタル社会の近未来を細かく感じることができ、現代においては、より現実的になっている中で、リアルな世界を体感できるのではないかと思います。

たとえば、街を歩くだけでも、現実と同じように信号があり、走る車も信号を守って動いていますが、横断歩道はバーチャルの立体ラインで作られ、赤信号の時は歩道と車道の間に立体的なガードが作られ、青信号の時は横断歩道の左右をバーチャルの立体ラインが囲み、車から守っています。

また、学校ではタブレット系端末を使用し、黒板もデジタル化されていたり、電化製品などもネットワークとつながっており、プラグインという形でロックマンたちが、その中に入ることができます。

いずれも現代では、信号にカウントダウンの表示や電車のゲート、学校のタブレット端末使用や電化製品のネットワーク接続など、発売当時には無かったそれに近い状況が出来上がっています。

それを制限時間無く、何度でも体験できるようなシステムとなっているため、ストーリーを進めながら、ゆったりじっくり体感することで、リラックスだけでなく、現代での仕事や生活においてのイマジネーションを膨らますことにもつながります。

今回の登場は、この作品に現代の社会が追い付いてきたことが理由の一つでもあると思います。

今後、かつて憧れだったデジタル社会を使った作品が、今度は時代にマッチした作品として、注目されていくことが期待されます。

このロックマンエグゼアドバンスドコレクションも、その一つとして、是非、ご体験ください。

ファッションドリーマー

目指せファッションインフルエンサー!

マーベラスから2023年中登場予定のRPG系ファッションゲームです。

舞台は仮想空間。

仮想空間内で新たなトレンドを求めて行動している人々と交流する中で、「いいね」などの反応を示し、コーディネートを提案するなどによって、ファッションインフルエンサーとしての経験値を獲得していきます。

その後の行動によって、マイブランドを立ち上げることができ、他のコーデにも反応を示すことで貰えるものもあります。

また、オンラインに繋ぐことで活動の幅が広がり、フレンド増加や実績を積み重ねることができます。

ゆったりじっくり要素

メタバースが舞台のオンライン対応作品ということで、ゲームというメタバース世界の中にあるメタバースの世界ということと思われます。

仮想空間に参加しているNPCとの交流を中心にしながら、オンラインで他の人との交流も可能な作品ですので、

単純なファッション作品に囚われないゆったりじっくり要素が期待されます。

仮想空間を味わえる

仮想空間の良い点として、「現実に干渉されず自由に行動できること」が考えられますが、

これは仮想空間の環境によっては、その空間にいること自体がゆったり感を生み出す要素になりえます。

この作品で描かれる環境は、白を中心に豊かな彩りでできた清潔感のある空間です。

その中で、好みの服装で街を歩き、人々との交流を通して、インフルエンサーとして成長して、仮想空間での存在性を高めていくことができます。

時には、他の人のアイテムから自分のファッションの幅を広げることができ、自分自身を成長させていくことも並行して行うことが重要になります。

そのように自由な行動ができる作品のようですが、さらに、仮想空間という舞台をじっくり楽しむことができそうです。

仮想空間に浸りたいと思う方々の中には、他のプレイヤーとの交流が前提となることから、交流も良いけど他を気にせず一人の時間を楽しみたいという方もいると思います。

この作品については、恐らく、オフラインプレイが中心となると思われますので、気兼ねなく仮想空間を楽しむことができ、自分のタイミングでオンラインに入ることができそうです。

ファッションを楽しみたい方だけでなく、仮想空間の世界で好きなひと時を過ごしたい方にもオススメの作品ではないでしょうか。

桃太郎電鉄ワールド地球は希望でまわってる!

続いての作品は、「桃太郎電鉄ワールド 地球は希望でまわってる!」です。

桃太郎電鉄の作品はご存知の方も多いのではないでしょうか。

今回の新作は、日本を飛び出し、世界をマップにして、資産の拡大を目指します。

桃太郎電鉄ワールドは、2010年にニンテンドーDSで登場した「桃太郎電鉄WORLD」のリメイク作品でしょう。

以前には桃太郎電鉄WORLDや桃太郎電鉄USAも登場していましたが、未知の駅やマップにより、各地の物件やカードがわからず、難しくも好奇心に溢れたことを思い出します。

各駅は広範囲(1国1都市など)になっている部分もありましたが、エリアごとの特徴も多様化していると思われますので、日本では登場しないキャラやイベントを数多く見ることができそうです。

当時は生みの親であるハドソンから登場していましたが、今回はコナミからの登場ということで、表現方法や画のタッチも一新されるので、その辺りも楽しみな部分です。(個人的にはハドソンの作風が好きでしたので、それを超えれたらと思います。)

ゆったりじっくり要素

この作品のゆったりじっくり要素は言わずもがなですが、3点です。

鉄道会社の社長になって大金の運用ができる

現実世界に疲れる理由の一つに「お金」が関係している方は結構いらっしゃると思っています。

このシリーズはそんなお金を湯水のように手に入れて使うことができます。

1,000万円からスタートし、何か行動したり、損失がでたりするだけでも最低数千万円を使うことが普通です。

その一方で、収益の際も数千万、数億のお金を手に入れます。

そんなお金のやり取りを繰り返していくうちに、感覚がマヒしてしまうのか、数円、数十円をケチっていた自分が馬鹿らしくなって、気が楽になります。(問題が解決したわけではないことには気をつけてください)

各地の名産や特徴を知れる

桃太郎電鉄に登場する物件やイベントのほとんどは、実在する物や文化がモチーフになっています。

ゲームをしていると同じ場所を何度も訪れることが多いので、そのうち、「この場所はこんな名産がある」と自然に覚えてきます。

すると、実際にその場所に行ったり、目にしたりする時に、リサーチ無しに「そういえばこんな名産があった」と見つけることが容易になり、観光や地理、歴史の教養が身についていくことができます。

特に子どもと一緒にプレイすることがあれば、「ここにはこんな場所があってね」といった補足もできるので、子どもの成長や尊敬を手に入れることができるかもしれませんね。

世界支配の無双ができる

桃太郎電鉄では対戦相手の難易度設定ができるのですが、その強さがピンキリです。

中でも一番弱いアカオニ(最近ではまめ鬼も出ました)で揃えるとかなり簡単に資産を増やすことができます。

すると世界の市場をどんどん独占していくことができ、多少の損失もすぐにカバーできる程度になり、本来の目的以外の行動ができます。

つまり、寄り道とかができるようになります。

こうなると収益や資産のトップを目指さないといけないという焦りはなくなり、ゆったりと桃鉄を楽しむことができるのです。

正直、桃太郎電鉄の醍醐味はここからあると思います。

通常は手に入れにくい物件(過去作でいうと桃太郎ランドやメカボンビー)の購入や行動(好きなカードだけ集めに行く)ができ、桃太郎電鉄の奥行のあるイベントに触れる機会が増えていきます。

桃鉄はかなり作りこまれているので、その細部を体験して、各地のいろんな特徴をゆったりと知っていただけるはずです。

ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム

最後に紹介するのは、2023年5月に任天堂より発売が予定されている「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」です。

ゼルダの伝説は1986年に登場してから、数多くの名作が登場しています。

これらは時系列上で関連付けて整理されており、ゼルダサーガとも言えるゼルダの伝説という世界設定が広大に作られています。

そんな中、前作「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」が登場し、「アタリマエを見直す」という新たなコンセプトの下、新たなゼルダシリーズがスタートしました。

今回紹介する「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」は、このブレスオブザワイルドの続編に位置づけられる作品です。

ストーリー

ティアーズオブザキングダムは、公式からの発表が解説の無いトレーラーしか出ておらず、実際のストーリーは明かされていません。

そのため、ブレスオブザワイルドから内容を予測する必要があります。

ブレスオブザワイルド

あなただけの冒険へ

あなたは100年の眠りから目覚めた主人公「リンク」となって、ハイラルの広大な大地を駆け、活きぬき、そして大切なものを護るために冒険の旅に出ます。

(ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド公式ホームページより)

ブレスオブザワイルドのストーリーとしては、100年前に起きた厄災が発端となり、ゼルダシリーズの宿敵「ガノン」が復活しかけ、その魔力により、世界に魔獣が蔓延り、ハイラルの希望であった古代兵器(ガーディアン)や巨大兵器「神獣」が敵の手に落ちてしまいます。

当時、ハイラルの近衛兵であったリンクは、ゼルダ姫を守るために仲間たちと奮闘しますが、敗退を続け、最終防衛ラインとされたハテノ砦で大激戦が繰り広げられます。

実際に現地に行けば分かりますが、ハテノ砦前には敵の手に落ちた古代兵器(ガーディアン)が無数に倒れており、その屍が積みあがっています。

結果、敵の大規模な進撃はこの砦で食い止められたようですが、リンクはここで息絶えてしまいます。

しかし、この戦いで封印の力を得たゼルダは、ガーディアンを退け、助けに来た兵たちと共にリンクを回生の祠へ運びます。

そして、リンクは蘇生を図るため、回生の祠で眠りにつき、ゼルダは厄災ガノンを封印するため、ハイラル城へ向かいます。

ゼルダは封印の力(或いはトライフォースの力)により、厄災ガノンの復活を阻止し、封印することに成功しますが、その封印を維持するため、ゼルダ自身も封印の中に入ることを余儀なくされます。また、4体の「神獣」も奪われながらも、神獣に残った仲間たちにより、動きを封印していました。

そして、100年の時が経ち、厄災ガノンの惨劇が未だ癒えず、国が滅び、魔物が蔓延る世界になっているものの、当時の戦いが落ち着いた世界で、人々は平穏に暮らしていました。

一方で、ハイラル城を始め、至る所では厄災の力が残っているため、近づけない地域もある異様な世界となっていました。

この不安定な平和は、ゼルダの封印がいつまで耐えられるかにかかっていたのです。

そのゼルダの声により、ついにリンクが目を覚まします。100年前と変わらぬ姿と力で。

しかし、大きく異なるのは、リンクは自分が何者であるのか。ここは何処なのか。自分を導く声の主は誰なのか。記憶を持たない勇者であったことでした。

そして、ブレスオブザワイルドの冒険が始まるのです。

ブレスオブザワイルドのその後

ティアーズオブザキングダムは、前述のブレスオブザワイルドにおいて、悲しい出来事などを経て、リンクがゼルダを救出し、厄災ガノンを倒して封印した後の世界が舞台となっているとされています。

厄災の脅威が無くなっても、依然、かつてのハイラル王国は滅んでおり、ハイラル各地に散らばって人々が暮らしている世界が残りました。

ここには、国としての統治はなく、人々は自身や周りを守り、助け合いながら生活しています。

明かされてはいませんが、恐らく、リンクとゼルダは、このハイラルの世界を復興するため、ハイラルの希望であった古代の技術や手掛かりを探し続けていたのかもしれません。

ティアーズオブザキングダムの世界は、ブレスオブザワイルドの世界と同じであることが基本ですが、その映像を見る限り、ブレスオブザワイルドになかった地形やオブジェクトがあり、逆に無くなったオブジェクトがあるようです。

普通であれば、同じマップが登場するはずですが、この変化は、何かの出来事が起きないと登場しません。

一体、ブレスオブザワイルドの後、またはディアーズオブザキングダムの冒頭に何が起きたのでしょうか。

ストーリーはまだ謎に包まれています。

ゆったりじっくり要素

ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダムのゆったりじっくり要素は、こちらも内容が詳しく明かされていないため、前作「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」のゆったりじっくり要素から推察します。

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドのゆったりじっくり要素は、別の記事で紹介していますので、先にこちらをご覧ください。

ブレスオブザワイルドの世界からは、厄災の脅威から、新たな脅威が登場し、環境も変化することが予想されるため、恐らく、ゆったりじっくり要素も変化している可能性はあります。

特に気になるのは、空中の世界が豊富に存在することです。

ブレスオブザワイルドでのゆったりできる爽快感の体験ポイントとして、空をパラセーリングするというものがあります。

ディアーズオブザキングダムでは、それだけでなく、空中に浮かび上がる地形や空を飛ぶアイテムが登場するようです。

ゼルダの美しく広大な世界を自由に飛び回ることができれば、ハイラルぶらり旅というゆったりじっくりな遊び方のレベルが向上すると思われます。

今回のNintendo Directでは、新しいトレーラーが公開されました。

初登場の敵キャラクター(ガノンドロフ?)の「セリフ」やお馴染みとなった「赤い月の光」、シーカー族の建物ようなところで登場するガーディアンの腕、ボコブリンの新たな種類や凶悪な姿など。

今回の放送でストーリーがチラ見えぐらいになったと思いますが、依然と謎な点は多いです。

ですが、敵キャラが登場したところを見ると、ブレスオブザワイルドよりも闇の部分が多くなりそうな不安はあります。

その分、紹介したように天空のフィールドが登場しており、アイテムも多数登場していることから、より自由度が増しているように感じられます。

敵キャラのセリフに「ハイラル王国」がありましたが、ハイラル王国は復興されたのでしょうか。ゲーム開始時点の状況から楽しめそうです。

本作の今後の動向により、具体的なゆったりじっくり要素が見えてくるはずです。

今回のNintendo Directでは、発売日が変わらず、2023年5月12日であると発表されました。

いろいろな憶測が飛び交いますが、少なくとも、ブレスオブザワイルドを見る限り、ゆったりじっくり要素がある作品として紹介できることは間違いないでしょう。

皆さんも、ゼルダの新作を楽しみにしましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は4作品を紹介しましたが、Nintendo Direct2023.2.9で紹介されたものは、まだまだ数多くあり、ゆったりじっくり要素のありそうな作品も他にいくつもありました。

今後、その辺りも紹介していきたいと考えています。

2023年は任天堂作品(Nintendoswitch作品)だけでもいっぱいいっぱいになりそうなボリュームですね。

今後の展開に注目が集まりそうです。

このブログでもドンドン紹介していきますので、一緒にご覧ください。

じゃあね。


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